奮闘記 1 ☆ 私が起業?

さて、エピローグも終わり、いよいよ、奮闘記のスタートです。

お話は起業前の2014年年末から始まります。
何も出来ず、何も知らずにそれまで人生を過ごしてきた私のマインドの変化、こんな私でも起業できた道のりです。

2014年 年末。

持病の悪化で5年ほど勤めたアルバイト先を辞めて治療に通いながら体調を整えて1年が経過していたある日。

「そろそろ、社会復帰考えたら?だいぶ調子も戻ってきたし。」
と夫から言われた。

「そうだね。カフェとかで探してみようかな」

そろそろどこかで働かなきゃ、と考えていた矢先だったのでこう返事をした。

すると、夫から
「いや、雇用されるんじゃなくて自分で仕事やってみな。起業したほうがいい。」

は???????
この人、何言ってんの?

私は目が点になった。

「起業??社長になるってこと??いや、無理でしょ。学歴も資格も何にもないのに起業なんてできないし、それに何するの??何もできない。」

「何もできないから起業するんだ。1人でも生きていける術を身につけるために。」

夫の名誉の為に言っておくが、決して夫婦仲がどうこうという意味でこの発言をした訳ではなく、自分に何かあった時に私が1人で考え行動できるためにという意味があったそうだ。

話を聞いて納得したが、起業するとしても一体何をすれば????

【次の週末までに何をするのか探す】
という課題を夫から出された。

そして、間もなくして、運命のハンドメイドアクセサリーと出会うのである。